SPEC RSP-301を試す

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皆さんこんばんは!そら豆です!

今回はSPEC社が出しているリアルサウンドプロセッサー「RSP-301」「RSP-101」を紹介していきます。

ざっくりどういったものか説明していくよ!

この商品ですが、約6年ほど前からあるのですが、あまり使用感がネットに出てきませんのでこの度紹介です!この装置はすごくざっくりといえばスピーカー用の仮想アースみたいなものです。

※執筆時点では後継モデル(RSP-AZ1)しか売っていませんでした。

メーカー様のサイトでは下記引用のように紹介されています。

お手持ちのスピーカーにつなげるだけで、『音の解像度が良くなる』『透明感が出る』『緻密になる』『繊細になる』『定位が明確になる』『奥行き感が出る』『生々しく聴こえる』『響きが豊かになる』『押し出しが良くなる』等、お使いのオーディオ製品が持っているポテンシャルをさらに引き出して、音楽をより楽しむことが出来ます。

※オーディオ機器や音楽の種類によって効果は異なります。なお、聴感上の効果には個人差があります。

https://www.spec-corp.co.jp/audio/RSP-101/index.html

よく界隈では「オーディオは宗教のようなもの」と言われ、実際に私もよく知人に言われていました。効果が出るかもわからないものに数万円も投資はできません。私も同感です。正直半信半疑で購入してみました。

写真はありませんが、私はRSP-101を先に購入してその後にRSP-301を購入しています。当時使用する際に101をスーパーツイーターへ接続し、301をスピーカーへ接続するためです。この時に接続していたのが「FOSTEX FT90H」「DAIATONE DS-97C」です。この時に使用して私はこう思ったんですよ。

筆者
筆者

え?全然変わらないじゃん。なんとなーく温かい音になった気がするような気がする。

これが世間でいう「プラシーボ効果」というやつか。宗教アイテムだったか・・・

この感想後数年はとりあえず接続しているだけで、音の違いはよくわかっていませんでした。時がたち、現在。この感想を後悔する時が来るのでした。

商品の仕組みを考えていくよ!

そもそもこの商品は一体どういう動作をしているのか・・・

皆さんはスピーカーがどういった構造でできているか知っていますでしょうか。

簡単に言えば「磁石」「コイル」の組み合わせにアンプからの電気を流すことで音が鳴っている。というざっくりな認識でいいと思います。では。中学校や高校などでこういったことは習いませんでしたでしょうか。

コイルの中を磁石が移動することで「発電する」ということを。

そう。アンプ⇒スピーカーへ電気が移動し、スピーカーが駆動する。駆動したスピーカーが発電をする。発電した電気がアンプへ戻ってくる。でもアンプから電気が連続で送られてくるので発電した電気が邪魔をする。

要するにこの”発電した電力”が何になるのか・・・

皆様ご存じの歪や濁りといった「ノイズ」というやつになるらしいのです。

参考文献URL:逆起電流克服で生まれ変わるスピーカー「http://www.soundpro.jp/special/bef.html」

SPEC社のリアルサウンドプロセッサーはこのノイズといわれる余分な電力「逆起電流」を吸収する装置です。吸収することで余分なノイズを省ききれいな音を出すことができるものなのです。

違いが分かったのはどんなスピーカー?

結論から言うとフルレンジスピーカーですね。

私が現在メインで使用しているスピーカー「イクリプス TD510」で検証したところかなりの音の違いが出ました。結局のところフルレンジとのことで、内部にネットワーク基盤がないために顕著に表れたのもと思われます。

音の傾向としてはウーハーが逆起電流の影響を受けなくなったので、俊敏にしっかりなるようになります。その為動きの激しい曲やビブラートのかかる曲にはその響きが豊かになるといます。

接続はどうするの?

リアルサウンドプロセッサーの接続はスピーカーに並列に接続します。

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右下の赤いケーブルがリアルサウンドプロセッサーにつながっています。

この接続方法で逆起電流がリアルサウンドプロセッサー側に流れてアンプの駆動もしっかり行えるようになります。またこの機械は安いスピーカーやブックシェルフ型にも少なからず影響を与えます。多分ですが高いスピーカーはネットワーク基盤の設計がしっかりしているため影響が出ないが、安いスピーカーや小さいブックシェルフは基盤が簡略化しているので影響が出るものと思われます。

ぜひ皆様もお試しあれ。幸せになれるかもですよ!

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