SAEC(サエク) スープラ CLASSIC6.0の話

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SAEC SUPRA CLASSIC シリーズ
錫メッキ高純度銅線多芯撚りスピーカケーブル

今回購入して視聴したのは「SAEC SUPRA CLASSIC シリーズ 錫メッキ高純度銅線多芯撚りスピーカケーブル CLASSIC6.0」です。

視聴環境は「プリメインアンプ(プリとして使用)DENON PMA-2000RE」「パワーアンプ LUXMAN M-7i」「スピーカー イクリプス TD510」となります。再生媒体はPCからKORGのDS-DAC-100」を使用したネットワークオーディオ。

私は元々ベルデン社が出している単線でできたLAN線を使用していました。そう、皆様がよくご存じのLAN線です。これが割といいものでして「癖がなくハキハキとした音」というのが第1印象となります。この音を元に紹介をしていきます!

スピーカーケーブルを紹介していくよ!

今回紹介するSAEC SUPRA CLASSIC シリーズ CLASSIC6.0」は錫メッキ高純度銅線多芯撚りスピーカケーブルとなっております。メーカーホームページでは以下のように紹介されています。

”1976年創業のJENVING社はAVケーブルの生産に特化、その規模はヨーロッパ最大の生産量を誇るとともに、その品質は世界市場で最高の評価を受けています。CLASSICシリーズは、今までの理論上の正しさを証明できる究極のスピーカーケーブルであります。最大756本の錫メッキ高純度銅線束は被覆電気抵抗値が高く、また半絶縁被覆構造の特徴である線束間の漏洩電流を最小限に抑止することで、高域でのインピーダンスの上昇を抑えることに成功。伝送ロスが大幅に抑制されて、基音と倍音の位相ズレが解消されることにより、バランスのとれた広帯域の力強いダイナミックレンジレンジが大きな特徴です。”(引用:http://saec-com.co.jp/product/supra-classic-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/)

オーディオ界隈では「スズ」「銅」「銀」「金」「ロジウム」「真鍮」いろいろな材料で電源ケーブルやスピーカーケーブルのメッキを行ったりしています。大半は銅線を使用して末端処理を金メッキやロジウムメッキなどで処理をすることが多いですよね?そして音の違いを実感すると思います。その中で今回のケーブルはスズメッキです。とある動画でスズが一番伝導率がいいと言っていた方がいたのを思い出し、なおかつ今回買った6.0は「導体:錫メッキ高純度銅線0.1mm×756本」と記載されている通り極細線を756本というちょっとよくわからない本数が入っています。そのおかげで芯の径が6mmと太いので昔のスピーカーなどには入りません。何なら最近のスピーカーターミナルにも入りませんし、下手したらバナナプラグにも物によっては入りません。今回はDENONのコンポに入っていたバナナプラグに入れたところギリギリ入りましたので、これでスピーカーに接続します。オーディオテクニカのバナナプラグでも入りました!

視聴環境を2種類用意したよ

まずは私の視聴環境はフルレンジスピーカー「イクリプスTD510」です。10cmのフルレンジスピーカーですが、瞬発力があり低音も高音もバランスよくならしてくれます。さらに再生環境に左右されまして、スピーカーケーブルやアンプなどで音が激変しますので、扱いは結構難しい印象です。

元々単線LAN線で聞いており、そこから今回のCLASSIC6.0へ変更して第一印象「濁ったな~」という印象でした。確かに高音はしっかり出ましたが、低音が出ず中音にフォーカスがいった印象です。そして低音がしっかりならないために起こった悲劇が濁って聞こえるということです。しかしその濁りも曲によって顔色が変わります。

クラッシックやJAZZなどにはこの濁りがアクセントになって温かい印象を受けます。しかしゲームソングやアニソンなどのはきはきした曲は苦手で濁りまくってしまいます。

次は知り合いの家で再生しました。知り合いの家は「スピーカーはダイアトーンDS-20000」「プリとパワーアンプはマークレビンソン」です。そこで再生した時も感想は似ていますが、さすがに高級機だと音色が変わり中音重視でかなり落ち着いた音となりました。しかし曲の得手不得手は変わらなかったです。

結論

このケーブルはクラッシックやJAZZなどの曲を聞かれる方には向いているのかな~という印象です。アニソンなどを聞かれる方には向きません。どっちかというとそれなら単線のLAN線のほうが幸せになれると思います。

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